トイレ空間についてお教えします。
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トイレ空間に何を求める

みなさんの家のトイレには何がありますか。

便器は絶対ありますよね。なければ、トイレではないです。

他には何がありますか。窓があったり、ドアーがあったり、鍵も必要ですよね。照明器具もないと夜、使用できなくなってしまいます。

大体、この程度あれば、トイレとしての必要機能はそろっているといことになります。

トイレは人間が排泄する場所ですが、その他に利用されている方は、いらっしゃいますか。

考え事をする場所とか、読書をする場所、新聞を読む場所なんて人もいらっしゃるかもしれませんね。

ホテルなどでは洗面台や浴槽が一緒になっていたりもします。TVや雑誌を賑わしている建築家の建てる家にも一緒になっている家がたまに出てきます。

トイレに何を望むかは人それぞれですので、いろいろな考え方があっても良いのですが、発想ばかりが一人歩きしているケースもたまに見かけます。

今回はトイレ空間に何を求めるのか考えてみたいと思います。


「トイレの広さはどのくらいが良いのだろう」と考えたことのある方は、いらっしゃいますか。

本来、便器が置けて、ズボンが下ろせればスペース的には問題ありません。

ここに何を求めるかで欲しい広さが変わります。


トイレは孤独な空間です。ここで物おいにふけりたいと考える人も、いらっしゃると思います。こんな時はあまり広くのびのびした空間よりも、押し入れのような狭い空間の方が落ち着きます。

お母さんの体内のように周りを気にしなくても守られていて、安していられるような空間がお勧めです。


また、「広い空間でスッキリしたい」と考える方もいらっしゃるでしょう。

それも、トイレのあり方の一つだと思います。そのような人は洗面所や浴室と同じ空間にすることで無駄なく、広いトイレが実現します。

臭いの問題や浴槽を使っているとトイレが使用できないというようなことも置きますが、割りきりが必要な造り方となります。


生活習慣にもよりますが、トイレを使いながら歯を磨いたり、ヒゲを剃ったりする方もいらっしゃいます。

こうなってくると洗面所とトイレが一体空間である意味も出てきそうですね。


読書をしたい人はトイレの中に書棚を作ったりするのも良いかも知れません。
他の人が使えないというデメリットもありますが、狭い空間で誰にも邪魔されず、読書をすることを好む人には良いかも知れません。

ここまでくるとトイレではなく、書斎ですけどね。


お子さんがいらっしゃる家ですと、子供の補助にはある程度の広さがあると楽ですね。男の子でおしっこを失敗した時などは広いと掃除も楽に行えます。

掃除が楽に行えるという意味では子供が大きくなっても普遍的なメリットがあります。

狭いトイレにしゃがみこんでの掃除は大変ですし、年を取ると危険です。
トイレと壁に挟まって身動きが取れなくなってしまいます。


バリアフリーで将来「補助」がしやすいように広めにトイレを造る人も増えています。
ですが、中途半端に広いだけでは、補助がし難いのが現状です。

車椅子を使うとなるとかなりの広さが必要です。最低トイレの中で回転出来ないと難しいですね。

トイレに車椅子で「ただ入れるだけ」では何の役にも立ちません。

脇に寄り添って伝え歩きが出来る程度の人を補助するのであれば、入り易い引戸にして便器の脇に人が立てるほどのスペースがあれば、かなり楽に補助が出来るでしょう。
でも、実際はそんな条件にあった状態になるとは限りません。

お年寄りの場合であれば、すぐに車椅子の必要な状況になることが予想されます。

お年寄りの補助を目的としたトイレであれば、かなり大きなスペースが必要だということを念頭に置きましょう。それが、出来なければ、ポータブルトイレを使用することを考えた方が良いと思います。絶対に楽です。


トイレは来客も使用します。家族みんなが使用します。ですので、明るくて清潔感がある方が良いです。窓の大きさや配色にも気を配りましょう。

棚板を設け、花を飾ったり、飾り棚を設けて季節ごとにディスプレイを楽しむのも良いかと思います。

トイレは気持ちが入れ替えられる場所ですので、上手に気持ちが入れ替えられるように工夫をしましょう。

トイレ=狭い空間という固定観念がありますが、ライフスタイルや家族構成から「トイレのあり方」を再度、考え直すことも良いことかと思います。


●これから家を新築される方へ
家族の多い家では脱衣からしか入れないトイレを造るのは止めましょう。
スペースを小さくしようとすると脱衣からトイレに入るようにするとスペースが小さくなる場合があります。これは結構不便で、脱衣に脱いだ服がある状態でトイレに入ることになります。

お年頃の娘さんがいらっしゃる家はかなり気を使ってしまいますね。

◇道先 案内人(みちさき あんないと)のお勧めは、1帖程度のトイレを造ることです。
小さな手洗い器と飾り棚が取れる程度の広さとなります。

清潔で明るく、ちょっとしたディスプレイのできるトイレとなりますので、気持ちよくトイレが使用できると思います。


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